TOILET · WATER LEAK

トイレの水漏れ

タンク・給水管・便器まわりの水漏れ修理

トイレの水漏れは、給水管や止水栓の接続部のゆるみ、タンク内部品(ボールタップ・フラッパー)の劣化、結露、便器と床の隙間など原因がさまざまです。放置すると床材の傷みや階下への漏水、水道代の増加につながります。水まわり修理ガイドは原因の特定から部品交換・本体交換まで、東京・千葉・埼玉での情報を掲載しています。

トイレの水漏れの修理
⚠️

水漏れに気づいたら、まず

①止水栓(またはタンク横のハンドル)を閉めて給水を止める。②床の水を拭き、漏れ位置を特定。③電源(ウォシュレット)は感電防止でコンセントを抜く。分電盤で止めても可。

STEP 1 — SYMPTOMS
こんな症状はありませんか?

トイレの水漏れは「どこから漏れているか」で原因と直し方が変わります。

01

床が濡れている

便器や配管の下の床が濡れる。設置面や接続部の漏れ。

02

水がチョロチョロ止まらない

タンク内の部品(フロート等)劣化で便器へ流れ続ける。

03

タンクの下から水

タンクと便器の間の密結パッキン劣化。

04

給水管の接続から水滴

止水栓・給水管のナット緩み・パッキン劣化。

05

ウォシュレットから水

分岐金具・給水ホースの接続部やノズルから。

06

結露かも?

夏場は結露のことも。水滴が全体に付くなら結露。

STEP 2 — CAUSES
どこから漏れているか(原因の場所)

図の①②③のどこから漏れているか確認しましょう。

123
① タンクと便器の間(密結パッキン)…タンク下から漏れる・水が止まらない。② 給水管・止水栓の接続…ナット緩み・パッキン劣化で接続部から水滴。③ 便器と床の設置面…床が濡れる。フランジ・排水部の劣化=プロ作業。

タンク内部品の劣化

場所
タンク内(ボールタップ・フロート・フラッパー)。
見分け方
水がチョロチョロ止まらない・便器内に流れ続ける。
直し方
部品を交換(方法4)。ホームセンターで入手可。

密結パッキンの劣化

場所
タンクと便器の接合部。
見分け方
タンクの真下から漏れる。
直し方
パッキン交換(方法3)。難しければプロ。

接続ナット・パッキンの緩み

場所
給水管・止水栓の接続部。
見分け方
接続部から水滴・にじみ。
直し方
増し締め/パッキン・シールテープ交換(方法2・3)。

便器と床の設置面

場所
便器の底・床のフランジ。
見分け方
使用時に床が濡れる・下水臭。
直し方
便器脱着が必要=プロにご相談ください。
STEP 3 — DIY
自分で直す方法(道具・手順・費用)

接続部のゆるみ・パッキン劣化なら自分で直せます。まず「方法1・2」から。

1止水栓を閉めて漏れ位置を特定

まず給水を止め、どこから漏れるか切り分けます。

難易度 かんたん費用 約0円時間 5分向く原因 すべての水漏れの初動
モンキーレンチ
PREPARE — 用意する物
  • モンキーレンチ800〜2,000円
  • ウエス・雑巾0〜300円
HOW TO — 手順

止水栓を閉める

壁側の止水栓をマイナスドライバー等で右に回して閉めます。

水を拭く

漏れている周辺を乾いた布で拭きます。

少しずつ通水

止水栓を少し開け、どこから水が出るか確認します。

場所を特定

①タンク下②接続部③床、のどこかを見極めます。

水を拭いて再確認

乾いた紙で拭き、どこから濡れ始めるかを観察して漏れ箇所を絞ります。

漏れ箇所を撮影する

写真に残しておくと、修理の説明や火災保険の申請がスムーズです。

✓ うまく直すコツ
  • 止水栓が固ければ元栓(水道メーター横)を閉めます。
  • 漏れ位置は乾いた紙で追うと分かりやすい。
  • 給水側か排水側かで対処法が変わります。
注意・直らないときは:止水栓が固い・回らない時は無理をせずプロへ。 漏れ位置が特定できないときは点検をご依頼ください。

2接続ナットを締め直す

給水管・止水栓のナット緩みが原因なら増し締めで直ります。

難易度 かんたん費用 約0円時間 10分向く原因 接続部のゆるみ
モンキーレンチ
PREPARE — 用意する物
  • モンキーレンチ800〜2,000円
  • ウエス0〜300円
HOW TO — 手順

止水栓を閉める

必ず先に給水を止めます。

ナットを軽く締める

接続ナットをレンチで少しずつ締めます。

通水して確認

止水栓を開け、漏れが止まったか確認します。

止まらなければパッキン

改善しなければ方法3へ。

締めすぎない

適度な力で締めます。締めすぎはネジ山やパッキンを傷めて逆効果です。

通水して確認

止水栓を開け、漏れが止まったか乾いた紙で確認します。

✓ うまく直すコツ
  • 増し締めは1/4回転ずつ様子を見る。
  • モンキーレンチはナットに正しく噛ませる。
  • 止まらなければパッキンの劣化を疑います。
注意・直らないときは:締めすぎは破損の原因。少しずつ確認しながら。 増し締めで止まらないときはパッキン交換(方法3)へ。

3パッキン・シールテープを交換

ナット内のパッキン劣化やネジ部からの漏れに。

難易度 ふつう費用 約100〜800円時間 30分向く原因 パッキン劣化・ネジ部の漏れ
パッキン/シールテープ
PREPARE — 用意する物
  • 交換用パッキン(サイズ確認)100〜500円
  • シールテープ100〜300円
  • モンキーレンチ800〜2,000円
HOW TO — 手順

止水栓を閉め水を抜く

給水を止め、接続部の水を抜きます。

ナットを外す

レンチで接続ナットを外します。

パッキン交換/テープ巻き

古いパッキンを新品に。ネジ部はシールテープを時計回りに巻きます。

戻して通水確認

元に戻し、通水して漏れを確認します。

シールテープを巻き直す

ネジ部はテープをネジの向きに沿って5〜6回巻きます。

通水して確認

止水栓を開けて、漏れが止まったか確認します。

✓ うまく直すコツ
  • 外した古いパッキンを持参して同じサイズを買う。
  • シールテープはネジ山に沿ってしっかり密着させる。
  • パッキンは約10年で寿命です。
注意・直らないときは:パッキンはサイズ・形状を合わせて購入。外した物を持参すると確実。 交換しても直らないときは本体・タンク内(方法4)を点検。

4タンク内部品を交換

水が止まらない時はボールタップ/フロートバルブを交換。

難易度 ふつう費用 約1,000〜3,000円時間 40分向く原因 タンク内のチョロチョロ・止まらない
ボールタップ等の部品
PREPARE — 用意する物
  • ボールタップ/フロートバルブ1,000〜3,000円
  • モンキーレンチ800〜2,000円
  • ウエス・バケツ300〜1,000円
HOW TO — 手順

止水栓を閉める

給水を止め、タンクの水を流して空にします。

給水管・部品を外す

タンク下のナットを外し、劣化部品を取り外します。

新しい部品を取り付け

適合部品を取り付け、水位を調整します。

通水して確認

水が止まるか・水位が適正か確認します。

水位を調整する

ボールタップの水位をオーバーフロー管の標準線より下に合わせます。

数回流して確認

給水と止水がスムーズに切り替わるか、数回流して確かめます。

✓ うまく直すコツ
  • 部品はメーカー・品番で選ぶと確実です。
  • フロートゴム(フラッパー)は消耗品。硬化したら交換。
  • 止まらないまま放置すると水道代が数倍になります。
注意・直らないときは:メーカー・型番に合う部品を選ぶこと。分からなければプロへ。 部品交換でも止まらないときはタンク本体・給水管を点検。

5便器・床からの漏れは応急+プロ

設置面・密結部からの漏れは無理をせず専門業者へ。

難易度 ようプロ費用 約0円時間 応急向く原因 便器下・床からの漏れ
バケツ・ウエス
PREPARE — 用意する物
  • バケツ・ウエス300〜1,000円
HOW TO — 手順

止水栓を閉める

給水を止め、使用を控えます。

水を受ける・拭く

漏れをバケツ・ウエスで受けます。

使用を控える

床下や階下への被害を防ぎます。

プロに連絡

便器脱着が必要なためご相談ください。

床の水を拭き取る

被害の拡大を防ぐため、こまめに水を拭き取りバケツで受けます。

階下漏れは即連絡

集合住宅で下階へ漏れる場合は、管理会社と専門業者へすぐご連絡ください。

✓ うまく直すコツ
  • 便器下の漏れはフランジパッキンやひび割れが原因のことが多い。
  • 便器の脱着は難度が高くDIYは非推奨です。
  • 汚水漏れは衛生面でも早期対応が必要。
注意・直らないときは:放置は床の腐食・階下漏水の恐れ。早めにご相談を。 便器・床からの漏れは無理せずプロにお任せください。
TOOLS & COST
道具・材料の金額の目安

まずはモンキーレンチ1本で増し締めを試すのがおすすめです。

モンキーレンチ
800〜2,000円
各接続ナットの締め・外し。
シールテープ
100〜300円
ネジ部の止水(時計回りに巻く)。
各種パッキン
100〜800円
接続部・止水栓の水漏れに。
ボールタップ/フロートバルブ
1,000〜3,000円
タンク内で水が止まらない時。
ウエス・バケツ
300〜1,000円
水受け・拭き取りに。
マイナスドライバー
100〜500円
止水栓の開閉に。
DIY OR PRO
自分で直す?プロに頼む?

自分で直せる目安

  • 給水管・止水栓の接続部からの漏れ
  • ナットの増し締め・パッキン交換で改善
  • タンク内部品の交換(型番が分かる)
  • 漏れ位置がはっきり特定できる

プロに任せる目安

  • 便器と床の間・設置面からの漏れ
  • 便器の脱着が必要
  • 止水栓が固着して回らない
  • 原因不明・床下や階下に被害
PRICE
プロに頼んだ場合の料金の目安

原因と作業内容で費用が変わります。費用は症状や作業内容によって異なります。相場は下記を目安にしてください。

軽度(ナット・パッキン)5,000〜8,000円接続部の増し締め・パッキン交換
タンク内部品交換8,000〜15,000円ボールタップ・フロート等の交換
密結パッキン交換10,000〜18,000円タンクと便器の間のパッキン
便器脱着・床の漏れ15,000〜30,000円設置面・フランジの補修
出張費・夜間早朝別途・要確認地域・時間帯で変動

※上記は一般的な目安です。現地の状況により変動します。正確な金額は無料見積りでご確認ください。

TIPS
再発を防ぐコツ(改善点)

定期的に接続部を点検

年1回、接続部のにじみを確認。

止水栓の位置を確認

いざという時すぐ止められるように。

結露対策

防露タンク・結露防止シートで誤解を防ぐ。

古い部品は早めに交換

ゴム部品は約10年で劣化。

締めすぎない

ナット・ネジの締めすぎは破損の元。

床の異変に注意

床のフカつき・シミは早めに相談。

FAQ
トイレの水漏れ|よくあるご質問
水がチョロチョロ止まりません。原因は?
タンク内のボールタップ・フロート・フラッパー(ゴムフロート)の劣化が最も多い原因です。部品は数百〜千円台で、方法4の部品交換で直ることがほとんどです。放置すると水道代がかさむため早めの交換をおすすめします。
止水栓が固くて回りません。
長年動かしていない止水栓は固着します。無理に回すとハンドルやパッキンが破損し、かえって漏れが悪化します。潤滑せず力任せに回さないでください。動かない場合は元栓(家全体の水道メーター横)を閉めてからプロにご相談ください。
床が濡れるのは水漏れですか?結露ですか?
タンクや配管の表面全体に水滴が広がるなら結露、特定の継ぎ目や一点からポタポタ出るなら水漏れの可能性が高いです。乾いた紙で拭き、どこから濡れが始まるかを追うと切り分けできます。
パッキンやフロートはどこで買えますか?
ホームセンターやネット通販で入手できます。メーカー・品番で選ぶのが確実なので、外した古い部品を持参してサイズを合わせてください。TOTO・LIXIL(INAX)など主要メーカーは純正補修部品も流通しています。
修理費用はどのくらいかかりますか?
自分で直す場合は部品代の数百〜数千円で済みます。プロに依頼した場合、パッキン・部品交換など軽度で5,000円〜、便器の脱着を伴う作業や配管修理はさらに高くなります。作業前に必ず金額をご提示します。
ウォシュレット(温水洗浄便座)から水漏れします。
分岐金具・給水ホースの緩みや、便座本体内部の不具合が考えられます。まず電源プラグを抜き、止水栓を閉めてから点検してください。本体内部の故障は感電の危険があるため分解せず、交換・修理をご依頼ください。
タンクと便器のつなぎ目から漏れています。
タンクと便器を接続する「密結パッキン」の劣化が主な原因です。増し締めで止まることもありますが、ゴムが硬化していれば交換が必要です。タンクを一度外す作業になるため、不安な場合はプロにお任せください。
給水管の接続部からポタポタ落ちます。
接続ナット内のパッキン劣化かナットの緩みが原因です。止水栓を閉めてからナットを一度外し、パッキンを新品に交換して適度に締め直します。締めすぎはネジ山を傷めるので注意してください。
便器と床の設置面がジワジワ濡れます。
便器下の排水部を密封する「フランジパッキン」の劣化や、便器のひび割れが考えられます。便器の脱着が必要な難度の高い作業で、汚水漏れにもつながるため、早めにプロへご相談ください。
賃貸ですが修理費は誰が負担しますか?
経年劣化による故障は貸主(大家・管理会社)負担が原則、入居者の過失による破損は入居者負担が一般的です。自己判断で修理する前に、まず管理会社へ連絡してください。指定業者がある場合もあります。
水道代が急に高くなりました。水漏れが原因ですか?
トイレの流し続け(フラッパー不良など)は水道代が数倍になることがあります。誰も使っていない時に水道メーターのパイロット(銀色の羽根)が回っていれば、どこかで漏水しています。早急な点検をおすすめします。
夜間や休日でも対応してもらえますか?
はい、24時間365日ご相談を承っています。水が止まらない・階下に漏れるなど緊急のトラブルは、まず止水栓か元栓を閉めて専門業者に相談しましょう。
マンションの2階以上で漏れると階下に影響しますか?
はい。床にたまった水は階下の天井へ染み、内装被害や賠償トラブルに発展します。漏れを見つけたらすぐ止水栓・元栓を閉め、床の水を拭き取り、管理会社と専門業者へご連絡ください。
応急処置として自分でできることは?
まず止水栓(無理なら元栓)を閉めて給水を止めます。次に床の水をしっかり拭き取り、雑巾やバケツで受けて被害の拡大を防ぎます。漏れている箇所を写真に撮っておくと、修理や保険申請がスムーズです。
水漏れを予防する方法はありますか?
パッキンやフロートなどのゴム部品は約10年で寿命を迎えます。10年を目安に点検・交換すると突然の水漏れを防げます。止水栓を年に一度軽く開閉して固着を防ぐのも有効です。

SELF-HELP

トイレの水漏れはの直し方・費用・火災保険を確認しましょう

✏ 編集する