DIY · BATHROOM CLOG
風呂のつまりを
自分で直す
排水口・髪の毛…原因別の直し方
浴室のつまりは、髪の毛・皮脂・石けんカスが排水口や封水筒に蓄積することが主な原因です。本ページでは原因別に、排水口の清掃・薬剤・ワイヤーでの直し方、必要な道具、プロに頼む目安と費用までを、東京・千葉・埼玉の水まわり修理専門「水まわり修理ガイド」が解説します。

熱湯はNG・薬剤は換気して
塩ビの排水管は50℃を超えると変形する恐れがあるため、お湯は約40℃まで。市販の薬剤は必ず換気し、塩素系と酸性タイプを混ぜないでください(有毒ガスが発生します)。固形物の異物は流さず取り出してください。
まず症状から原因を特定する
症状別の原因と直し方
1排水口の目皿・ヘアキャッチャーの掃除
浴室のつまりは、髪の毛・体毛・石けんカス・皮脂が絡んだ塊がほとんどです。排水口のふた(目皿)を外すと、その下にヘアキャッチャー(かご)があります。まずこの2つを外して髪の毛を取り除きます。10分ほど・費用0円で戻ることがよくあります。浴室は洗面所より髪の毛の量が多く、溜まるのも早いので、週に一度取るだけで詰まらなくなります。
- 原因
- 目皿やヘアキャッチャーに髪の毛・体毛・石けんカス・皮脂が絡んでいる。
- 対処
- 外して髪の毛を取り除き、ぬめりを洗い流します。
- 予防
- 週に一度、髪の毛を取る。市販のヘアキャッチャーを足すと楽になります。

- 目皿(ふた)
- 床と同じ高さにある丸いふた。持ち上げると外れる
- ヘアキャッチャー
- 目皿の下の浅いカゴ。髪の毛と石けんカスがたまる
- この下に封水筒がある
- カゴを外すと、下にひねって外せる筒がある。さらにその下に水がたまっている
- ★戻し忘れに注意
- 封水筒を戻さないと下水の臭いがそのまま上がる
- ゴム手袋100〜500円
- 古い歯ブラシ0〜300円
- 割りばしまたはピンセット200〜800円
- ビニール袋0〜300円
- 浴室用の中性洗剤200〜800円
- ※ぬめりが強いときは塩素系のぬめり取り
目皿を外す
排水口のふた(目皿)を持ち上げて外します。ネジ留めのものはドライバーで外します。
ヘアキャッチャーを取り出す
目皿の下にあるかご状の部品を持ち上げて取り出します。髪の毛の塊が付いています。
髪の毛を取り除く
ゴム手袋をして、割りばしやピンセットで髪の毛を取り、ビニール袋へ入れます。流さないでください。
2つを洗う
目皿とヘアキャッチャーを、中性洗剤と古い歯ブラシで洗います。網目に絡んだ細かい毛も落とします。
まわりのぬめりを拭く
排水口の内側の壁に付いたぬめりを、歯ブラシとスポンジで落とします。ここを残すとすぐ再発します。
元に戻して水を流す
部品を元どおりに戻し、シャワーで水を流して流れが戻ったかを確かめます。戻らない場合は次の項目(封水筒)へ。
- 取った髪の毛を排水口に流す。奥で詰まって取れなくなります。
- 熱湯でぬめりを溶かそうとする。排水管を傷めます。
- ヘアキャッチャーを外したまま使う。髪の毛が全部奥へ流れます。
- ぬめりを落とさずに戻す。すぐ再発します。
2封水筒を外して奥を掃除する
ヘアキャッチャーを掃除しても戻らないときは、その下の封水筒(筒状の部品)の内側と、その奥に汚れが溜まっています。封水筒は回すと外れます(工具は要りません)。これは水をためて下水の臭いを止める部品なので、★外したままにしないでください。臭いと虫が上がってきます。それでも戻らない場合は液体パイプクリーナーを使います。★薬剤を混ぜないでください。有毒なガスが出ます。
- 症状
- 目皿とヘアキャッチャーを掃除しても流れが戻らない。ゴボゴボ音がする。臭いが上がる。
- 原因
- 封水筒の内側と、その奥の排水管に皮脂・石けんカスが固着している。
- 対処
- 封水筒を外して洗う→戻らなければ液体パイプクリーナー→それでも戻らなければ業者へ。

- 封水筒
- これが「封水筒」。浴室の排水口のふた・目皿を外すと、この筒が立っている
- ひねって外す
- 回すと抜ける。無理にこじると割れる
- 外したあとの穴
- 筒を外すと下に水がたまっている。ここが臭いのふた
- ★戻し忘れに注意
- 筒を戻さないと下水の臭いがそのまま上がる
- ゴム手袋100〜500円
- マスク100〜800円
- 古い歯ブラシ・細長いブラシ0〜300円
- バケツ300〜1,000円
- 浴室用の中性洗剤200〜800円
- 液体パイプクリーナー(塩素系)300〜800円
目皿とヘアキャッチャーを外す
前の項目と同じ手順で、上の2つを外して脇に置きます。
封水筒を回して外す
下に見える筒状の部品を回して外します(多くは反時計回り)。工具は使いません。固いときはゴム手袋で握って回します。
穴をふさぐ
★外した穴は下水管に直結しています。物を落とさないよう、ふきんなどでふさいでおきます。
封水筒と受け皿を洗う
封水筒の内側と、排水口の受け皿の中を、中性洗剤と歯ブラシで洗います。ぬめりが厚く付いているので、しっかり落とします。
戻らなければ薬剤を使う
組み戻して水を流し、それでも戻らなければ、換気してから液体パイプクリーナーを表示どおりの量・時間で使い、大量の水で流します。
元どおりに戻す
封水筒 → ヘアキャッチャー → 目皿の順に戻します。★封水筒を付け忘れると臭いと虫が上がってきます。必ず戻してください。
- 封水筒を外したまま使う。下水の臭いと虫が上がってきます。
- 外した穴に物を落とす。下水管に直結していて回収できません。
- 薬剤を混ぜる。有毒なガスが出ます。
- 封水筒を工具で回す。樹脂なので割れます。手で回してください。
つまりを自分で直す基本手順
周囲を養生して準備する
床に新聞紙やビニールを敷き、ゴム手袋を着用します。あふれそうなときは止水栓で給水を止め、水位を下げておきます。
目に見えるゴミ・髪を取り除く
排水口のヘアキャッチャーやゴミ受けを外し、髪の毛・ぬめり・固形物を取り除きます。
ラバーカップで吸引する
排水口にラバーカップ(すっぽん)を密着させ、押し込んでから勢いよく引きます。これを数回繰り返します。
お湯や薬剤でつまりを緩める
約40℃のお湯や、重曹+クエン酸、市販のパイプクリーナーで、つまりの原因を溶かします。
ワイヤーで奥を除去する
手前で直らない奥のつまりは、ワイヤーブラシ(パイプクリーナー)で削り取ります。
水を流して確認する
少しずつ水を流し、スムーズに流れるか確認します。直らなければ無理をせず専門業者へ。
- お湯は必ず約40℃。50℃を超えるお湯は配管を変形させるので使わない。
- 薬剤は「他の洗剤と混ぜない・換気・ゴム手袋」を必ず守る。
- 固形物を落としたら流さず取り出す。押し込むと詰まりが悪化する。
- 逆流・悪臭・水が引かないときは排水管の奥が原因。無理せずプロへ。
用意しておく道具
- ヘアキャッチャー
- ラバーカップ
- ワイヤーブラシ
- 液体パイプクリーナー
- 重曹・クエン酸
- ゴム手袋
自分で直せる?プロに頼む目安
自分で直しやすい
- 排水口・トラップの掃除、髪・ゴミの除去
- ラバーカップ・真空式での解消
- お湯・薬剤でのつまり溶解
- 排水ホースの折れ・たるみ直し
専門業者に頼むのが安心
- 何度やっても直らない・繰り返す
- 排水管(床下・縦管)自体のつまり
- 異物・固形物が奥に入り込んだ
- 逆流が複数箇所・階下に影響しそう
- 原因が特定できない
修理費用の目安
| 軽作業(掃除・調整など) | 3,000円〜 |
|---|---|
| つまり除去 | 8,000円〜 |
| 水漏れ修理 | 8,000円〜 |
| 蛇口・シャワー交換 | 12,000円〜 |
※上記は目安料金です。出張費・見積りは0円。現地調査後に正確なお見積りをご提示し、ご承認後に作業します。
よくあるご質問
お風呂のつまりは自分で直せますか?
まず何を試せばいいですか?
お湯の温度は?熱湯を使ってもいい?
重曹とクエン酸の分量・順番は?
ラバーカップを使うコツは?
どんな道具を用意すればいいですか?
液体パイプクリーナーの使い方と注意点は?
ワイヤークリーナーの使い方は?
固形物を落として詰まらせた場合は?
薬剤や道具を使っても直りません。
賃貸住宅でも自分で直していいですか?
自分で直すといくらかかりますか?
どこまで自分で、どこからプロに頼むべき?
お風呂のつまりを予防するには?
自分で直せなかった場合も来てもらえますか?
SELF-HELP