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DIY · WASHROOM LEAK

洗面所の水漏れを
自分で直す

蛇口・排水トラップ・収納内…症状別の原因と直し方

洗面所の水漏れは、蛇口まわり・排水のS字トラップ・洗面台収納内の給排水接続など、場所ごとに原因が異なります。本ページでは症状から原因を切り分け、必要な工具やパッキン交換の手順、プロに頼む目安と費用までを、東京・千葉・埼玉の水まわり修理専門「水まわり修理ガイド」が解説します。

洗面所の水漏れをDIYで修理する
⚠️

作業の前に必ず「止水栓」を閉めてください

修理を始める前に、該当箇所の止水栓(無ければ家全体の元栓)を閉めて給水を止めます。締めすぎや無理な分解は破損の原因になります。少しでも不安があれば作業を止めて専門業者にご相談ください。

STEP 2 — CAUSES & FIX

症状別の原因と直し方

① 蛇口まわり

1ハンドル式蛇口(ツーバルブ混合栓)の水漏れ

ハンドルを閉めても吐水口からポタポタ落ちるときは、内部のコマパッキン(ケレップ)の劣化がほとんどです。ハンドルの根元からにじむ場合は三角パッキン。どちらも部品代は200〜500円ほど、作業は30分ほどで、止水栓を閉めれば自分で交換できます。交換しても止まらないときは、水を止めている軸そのもの(スピンドル)か水栓本体の傷みなので、水栓ごとの交換になります。

難易度 ふつう費用 約500円時間 30分向く原因 コマパッキン(ケレップ)・三角パッキン…
症状
ハンドルを閉めても吐水口や根元からポタポタ続く。
原因
コマパッキン(ケレップ)・三角パッキン・スピンドルの経年劣化。ゴム部品は約10年で硬くなります。
対処
分解してコマパッキン・三角パッキンを交換。改善しなければスピンドルも交換。
単水栓と2ハンドル混合栓の部品図。上から蛇口ハンドル、カバーナット、三角パッキン、スピンドル、コマパッキン、Uパッキン、パイプリング、袋ナットの順に並ぶ
2ハンドル混合栓の部品構成 出典:メーカー公開の部品図
図に写っている部品
インデックス
赤(湯)・青(水)の印が付いた樹脂のキャップ。マイナスドライバーの先で起こして外す
ハンドルビス
インデックスの下にあるネジ。緩めるとハンドルが抜ける
蛇口ハンドル・蛇口レバー
手で回す部分。ビスを緩めて上へ引き抜く
キャップナット
ハンドルの下の六角ナット。水栓スパナで反時計回りに緩めて中を開ける
三角パッキン
断面が三角のゴム。ハンドルの根元からのにじみはここ。呼び13で外径19×内径13×厚さ2.5mm
座金(ワッシャー)
三角パッキンを押さえる金属の輪。外したときの並び順を覚えておく
スピンドル
ねじ山のある真鍮の軸。回すとコマパッキンを押し付けて水を止める
コマパッキン
独楽のような形の弁。吐水口からのポタポタはここ。呼び13で外径14×内径11×厚さ4mm
Uパッキン
断面がU字のゴム。蛇口スパウトの付け根からの漏れはここ。溝のある面を本体側に向ける
パイプリング
スパウトを支える輪。Uパッキンと組で入る
袋ナット
スパウトを本体に留めるナット
蛇口スパウト
お湯・水が出る管(吐水パイプ)。左右に振れる
Oリング
断面が丸いゴムの輪。混合栓の可動部の水密に使う
蛇口キャップ
スパウトの先に付く部品
本体
壁や台に固定されている土台。ここに各部品が組み付く
PREPARE — 用意する物
  • 水栓スパナ(またはモンキーレンチ)1,000〜2,500円
  • 水栓プライヤー(またはウォーターポンププライヤー)1,500〜3,000円
  • マイナスドライバー200〜800円
  • ピンセット200〜800円
  • コマパッキン(水栓コマ/ケレップ)呼び13用100〜300円
  • 三角パッキン 呼び13用100〜200円
  • タオル・洗面器(残り水の受け)300〜1,000円
HOW TO — 手順

止水栓を閉める

洗面台の収納内にある止水栓を、マイナスドライバーで時計回りに止まるまで回します。閉めたらハンドルを開き、水が出ないことを必ず確かめてください。止水栓が無い住まいでは家全体の元栓を閉めます。

カラービスを外してハンドルを抜く

ハンドル中央にある赤(お湯)・青(水)の印が付いた樹脂のビスを、マイナスドライバーの先で起こして外します。中のネジを緩めると、ハンドルは上へ引き抜けます。

袋ナット(カバーナット)を緩める

現れた六角のナットを水栓スパナ(無ければモンキーレンチ)で反時計回りに緩めます。固い場合は水栓プライヤーを使います。角をなめないよう、工具はナットに奥まで噛ませてください。

スピンドルを外す

ねじ山のある真鍮の軸(スピンドル)を反時計回りに回して抜き取ります。このとき三角パッキンとワッシャーも一緒に外れるので、並び順を覚えておきます。

コマパッキン(水栓コマ)を交換する

本体の奥に残っている独楽のような形の部品がコマパッキンです。ピンセットでつまみ出し、新しい物に入れ替えます。ハンドルの根元からにじんでいた場合は、三角パッキンも同時に替えます。

逆の順に組み戻す

スピンドル→ワッシャー→三角パッキン→袋ナット→ハンドル→カラービスの順に戻します。袋ナットは締めすぎるとハンドルが固くなり、緩いと根元から水が漏れます。手応えが出たところで止めてください。

止水栓を開けて確かめる

止水栓をゆっくり反時計回りに開け、ハンドルを開閉して水漏れが止まったかを見ます。10分ほど置いてから、吐水口と根元をもう一度触って確認します。

✓ やってはいけないこと
  • 止水栓を閉めずに分解する(水が噴き出します)。
  • 袋ナットを力任せに締める。パッキンが潰れて逆に漏れます。
  • 固着したナットを無理に回す。角がなめたら業者へ。
  • 品番を確かめずに部品を買う。合わない部品では止まりません。
部品を買うときは:部品は水栓の呼び径に合わせて選びます。一般家庭の洗面水栓は呼び13がほとんどで、コマパッキンは外径14×内径11×厚さ4mm、三角パッキンは外径19×内径13×厚さ2.5mmが標準寸法です。コマパッキンには、傷んだゴムだけを替えられるケレップ(JIS規格の水栓コマ)と、金属とゴムが一体になった使い捨てのエスコマがあります。水栓本体に刻印されたメーカー名と品番を控えてから買うと確実です(例:SANEI の水栓上部パッキン PP42A-1S-13)。

2レバー式蛇口(シングルレバー混合栓)の水漏れ

レバーの付け根や吐水口からじわじわにじむときは、内部の水栓カートリッジの劣化です。カートリッジはメーカー純正のものしか付きません。他社の品番では形が合わないので、まず水栓本体に刻印されたメーカー名と品番を控えてください。部品代は3,000〜6,000円ほど、作業は40分ほど。分解の順番は レバーハンドル → 外カバー → 内カバー → カートリッジ の4段です。

難易度 ふつう費用 約4,500円時間 40分向く原因 内部の水栓カートリッジ(セラミック製の弁)の劣化
症状
レバーの付け根や吐水口からじわじわ漏れる。レバーが重い・カクつくのも同じ原因のことがあります。
原因
内部の水栓カートリッジ(セラミック製の弁)の劣化。
対処
メーカー純正の同じ品番のカートリッジに交換します。
シングルレバー混合栓の部品図。レバーハンドルの下にカートリッジ、その下にスパウト(吐水パイプ)とパッキンが並ぶ
シングルレバー混合栓の部品構成 出典:メーカー公開の部品図
図に写っている部品
レバーハンドル
上下左右に動かす部分。付け根のネジを六角レンチで緩めて抜く
カートリッジ
水量と温度を決めるセラミックの弁。レバー付近からのにじみはここ。メーカー純正のみ適合
スパウト(吐水パイプ)
お湯・水が出る管。付け根からの漏れはこの下のパッキン
パッキン
スパウトと本体のあいだのゴム。劣化すると付け根からにじむ
PREPARE — 用意する物
  • 六角レンチ(またはプラスドライバー)300〜1,500円
  • モンキーレンチ800〜2,000円
  • 水栓プライヤー1,500〜3,000円
  • タオル・洗面器300〜1,000円
  • 水栓カートリッジ(メーカー純正・要品番確認)3,000〜6,000円
HOW TO — 手順

止水栓を閉める

洗面台の収納内にある止水栓を、マイナスドライバーで時計回りに止まるまで回します。閉めたらレバーを上げ、水が出ないことを必ず確かめてください。

水栓の品番を確認して部品を用意する

水栓本体やレバーの裏の刻印から、メーカー名と品番を控えます。メーカーのサイトで適合するカートリッジを調べ、純正品を先に用意してから分解に入ります。

レバーハンドルを外す

レバーの付け根や裏側にある固定ネジを、六角レンチ(またはプラスドライバー)で緩めます。ネジが緩んだらレバーハンドルを上へ引き抜きます。

外カバーを外す

レバーの下にある外カバーは、多くの場合そのまま手で反時計回りに回すと外れます。固い場合は布を巻いて水栓プライヤーで軽く回します(傷防止のため直接は挟みません)。

内カバー(カートリッジ押さえ)を外す

ここは工具が要ります。押さえの型(トッパー型・ストッパー型・六角型・ボックス型)に合った工具で反時計回りに緩めます。止めバネ付きの型は先にバネを外します。

カートリッジを入れ替える

古いカートリッジをまっすぐ上へ引き抜き、新しい純正品を差し込みます。**向きがあります**。本体側の突起と、カートリッジ底の穴・溝の位置を合わせて、浮かずに座るまで押し込みます。

逆の順に組み戻して通水確認

内カバー→外カバー→レバーハンドルの順に戻します。内カバーは緩いと漏れるのでしっかり締めます。止水栓をゆっくり開け、レバーを上下左右に動かして漏れと湯水の切り替わりを確かめます。

✓ やってはいけないこと
  • 純正でないカートリッジを買う。形が合わず入りません。
  • カートリッジの向きを確かめずに押し込む。水漏れや湯水の逆転の原因になります。
  • 外カバーを金属工具で直接挟む。メッキに傷が付きます。布を1枚かませてください。
  • 押さえの型を見ないまま分解を始める。専用工具が要る型だと途中で止まります。
部品を買うときは:★カートリッジは互換品がありません。メーカーと品番が合っていないと入りません。水栓本体・レバーの裏・取扱説明書のいずれかに品番があります。メーカーのサイトで品番から適合するカートリッジと交換説明書を調べられます。実在する品番の例は SANEI の PU101-120XPU101-9NX、KVK の PZKM110A(上げ吐水用)など。また、内カバーにあたるカートリッジ押さえには4つの型(トッパー型・ストッパー型・六角型・ボックス型)があり、型によっては専用工具が要ります。外す前にどの型かを見ておくと、途中で止まらずに済みます。

3吐水パイプ(スパウト)の付け根からの水漏れ

蛇口の吐水パイプの付け根からポタポタ落ちるときは、本体との間に入っているUパッキンの劣化です。断面がU字なのでこの名前が付いています。部品代は100〜300円ほど、作業は15分ほどで、水漏れ修理のなかでは一番やさしい部類です。注意点はひとつだけ、Uパッキンには向きがあり、溝のある面を本体側に向けて入れます。逆に入れると水は止まりません。

難易度 かんたん費用 約200円時間 15分向く原因 パイプと本体の間に入っているUパッキン(またはOリン…
症状
パイプを左右に振ると、付け根のところから水がにじむ・ポタポタ落ちる。
原因
パイプと本体の間に入っているUパッキン(またはOリング)の劣化。
対処
パイプを抜いてUパッキンを新しくします。パイプ自体に傷や腐食があればパイプごと交換します。
単水栓の部品図。蛇口スパウトの付け根にUパッキン・パイプリング・袋ナットが並ぶ
蛇口スパウトの付け根まわりの部品 出典:メーカー公開の部品図
図に写っている部品
インデックス
赤(湯)・青(水)の印が付いた樹脂のキャップ。マイナスドライバーの先で起こして外す
ハンドルビス
インデックスの下にあるネジ。緩めるとハンドルが抜ける
蛇口ハンドル・蛇口レバー
手で回す部分。ビスを緩めて上へ引き抜く
キャップナット
ハンドルの下の六角ナット。水栓スパナで反時計回りに緩めて中を開ける
三角パッキン
断面が三角のゴム。ハンドルの根元からのにじみはここ。呼び13で外径19×内径13×厚さ2.5mm
座金(ワッシャー)
三角パッキンを押さえる金属の輪。外したときの並び順を覚えておく
スピンドル
ねじ山のある真鍮の軸。回すとコマパッキンを押し付けて水を止める
コマパッキン
独楽のような形の弁。吐水口からのポタポタはここ。呼び13で外径14×内径11×厚さ4mm
Uパッキン
断面がU字のゴム。蛇口スパウトの付け根からの漏れはここ。溝のある面を本体側に向ける
パイプリング
スパウトを支える輪。Uパッキンと組で入る
袋ナット
スパウトを本体に留めるナット
蛇口スパウト
お湯・水が出る管(吐水パイプ)。左右に振れる
Oリング
断面が丸いゴムの輪。混合栓の可動部の水密に使う
蛇口キャップ
スパウトの先に付く部品
本体
壁や台に固定されている土台。ここに各部品が組み付く
PREPARE — 用意する物
  • モンキーレンチ(またはウォーターポンププライヤー)1,000〜2,500円
  • ペンチまたはピンセット200〜800円
  • タオル・洗面器300〜1,000円
  • Uパッキン(水栓の呼び径に合うもの)100〜300円
  • ※必要なら吐水パイプ(スパウト)本体
HOW TO — 手順

止水栓を閉める

洗面台の収納内にある止水栓を、マイナスドライバーで時計回りに止まるまで回します。ハンドルを開いて水が出ないことを確かめます。

付け根のナットを緩める

吐水パイプと本体をつないでいるナットを、モンキーレンチで反時計回りに緩めます。メッキに傷を付けたくない場合は、布を1枚かませてください。

吐水パイプを引き抜く

ナットが外れたら、パイプを左右に軽く回しながら真っすぐ引き抜きます。中に残っている水が出るので、下にタオルを敷いておきます。

古いUパッキンを取り出す

本体側の穴の中にUパッキンが残っています。ペンチかピンセットで引っかけて取り出します。傷つけないよう、本体の内側をこすらないでください。

新しいUパッキンを入れる

溝のある面を本体側に向けて、指で押し込みます。斜めに入ると水が止まらないので、まっすぐ座ったか確かめてください。

パイプとナットを戻す

パイプを差し込み、ナットを手で回してから工具で軽く締めます。締めすぎるとパイプが動かなくなり、パッキンも傷みます。

止水栓を開けて確かめる

止水栓を、閉めたときと同じ回数だけ反時計回りに開けます。しばらく水を出したままにして、付け根から漏れないかを見ます。

✓ やってはいけないこと
  • Uパッキンの向きを確かめずに入れる。溝の面が逆だと止まりません。
  • ナットを力任せに締める。パイプが動かなくなり、パッキンも潰れます。
  • メッキ部分を金属工具で直接挟む。傷が残ります。布を1枚かませてください。
  • パイプを斜めにこじって抜く。本体側の受けが傷むと、新品のパッキンでも止まらなくなります。
部品を買うときは:Uパッキンは水栓の呼び径に合わせて選びます。一般家庭の洗面水栓は呼び13がほとんどです。古いものと新しいものを並べて、外径・内径・断面の形が同じか見てから取り付けてください。★溝のある面を本体側に向けるのが唯一にして最大の注意点です。
② 排水まわり

4S字トラップ(排水管)からの水漏れ

洗面台の下でS字に曲がっている管がS字トラップです。中に水をためて下水の臭いが上がってこないようにする部品で、ナットは3か所(洗面ボウル直下の丸鉢との接続・S字の上・S字の下)にあります。漏れのほとんどはナットのゆるみ中のパッキンの劣化で、樹脂製なら工具なしで手で回せます。★締めすぎるとパッキンが潰れて逆に漏れます。抵抗を感じたところで止めてください。

難易度 ふつう費用 約300円時間 30分向く原因 トラップの接続ナット部からポタポタ落ちる
役割
排水を流しつつ、水をためて臭気の逆流を防ぐ部品。
症状
トラップの接続ナット部からポタポタ落ちる。収納の底に水たまりができる。
対処
まずナットを増し締め。止まらなければ分解してパッキンを交換します。
丸鉢付Sトラップ25(H7401-25)の寸法図。丸鉢φ54、管の太さφ25、床の座金φ60、上部195〜220、S字の横60+60、深さ80.5、下部650、全高764.5〜789.5
丸鉢付Sトラップ25(H7401-25)の寸法 出典:SANEI株式会社形をくらべるための例です。品番はご自宅の設備に合うものをお選びください。
図に写っている部品
丸鉢(φ54)
洗面ボウルの排水口を受ける皿
袋ナット
管どうしをつなぐナット。3か所あり、漏れるのはたいていここ
上部の縦管(195〜220)
丸鉢からS字までの立ち下がり
S字部(横60+60・深さ80.5)
水をためて下水の臭いを止める部分。谷と山でS字を作る
下部の縦管(650)
S字から床までの管
床の座金(φ60)
管の根元を隠す部品
管の太さ φ25
洗面用は呼び25が標準
PREPARE — 用意する物
  • モンキーレンチ(金属ナットの場合のみ)800〜2,000円
  • バケツまたは洗面器300〜1,000円
  • ぞうきん・新聞紙0〜300円
  • トラップ用パッキン(外したものと同じ寸法・形のもの)100〜500円
HOW TO — 手順

下にバケツを置く

トラップの中には常に水がたまっています。分解すると必ずこぼれるので、バケツか洗面器を置き、周りに新聞紙とぞうきんを敷きます。

どのナットから漏れているか見る

ぞうきんで全体を拭いて乾かし、水を流して、どのナットから水が出てくるかを目で確かめます。上側か下側かで手当てが変わります。

まず手で増し締めする

漏れているナットを時計回りに手で締めます。これだけで止まることがよくあります。金属ナットで手に負えない場合だけ、モンキーレンチでほんの少し追い込みます。

止まらなければナットを外す

増し締めで止まらなければ、そのナットを反時計回りに緩めて外します。中の水が出るので、バケツの位置を確かめてから外してください。

パッキンを確認して交換する

ナットの中に入っているパッキンを取り出し、ひび割れ・硬化・変形がないか見ます。傷んでいれば同じ寸法のものに交換します。ついでにトラップ内の汚れも洗い流します。

組み戻して水を流す

パッキンを入れ、管をまっすぐ差し込んでからナットを手で締めます。斜めのまま締めると必ず漏れます。水を1〜2分流し、ぞうきんで拭いて再度濡れないかを見ます。

✓ やってはいけないこと
  • ナットを力任せに締める。パッキンが潰れて逆に漏れます。抵抗を感じたら止めてください。
  • バケツを置かずに外す。トラップの中の水が全部こぼれます。
  • パッキンを入れ忘れる・向きを間違える。締めても止まりません。
  • 管を斜めに差したままナットを締める。ねじ山を傷めます。
部品を買うときは:樹脂製のU字管は工具を使わず手で回せます。金属ナットのときだけモンキーレンチで少しずつ追い込みます。洗面用のS字トラップは管の太さが呼び25(φ25)、洗面ボウルを受ける丸鉢がφ54、床側の座金がφ60というのが標準です(実在品の例:SANEI「丸鉢付Sトラップ25」H7401-25)。パッキンは外したものを店に持って行き、外径・内径・厚み・断面の形が同じものを選ぶのが確実です。分解するとトラップにたまっていた水が出るので、必ず下にバケツを置いてから始めてください。
③ 収納内(洗面台下)

5洗面台下(収納内)が濡れる — 止水栓・フレキ管・排水管

洗面台の下には、床から立ち上がる給水(水)と給湯(お湯)の2本の管、それぞれの止水栓、そこから蛇口へつながるフレキ管(蛇腹の金属ホース)、そして排水管(Sトラップ)が入っています。濡れる原因はこのどれか、あるいは水栓本体の内部です。最も多いのは接続ナットのゆるみとパッキンの劣化で、これは増し締めかパッキン交換で直ります。★先にやることは修理ではなく場所の特定です。全体を拭いて乾かし、新聞紙を敷いてどこから落ちてくるかを見てください。水栓本体の内部から伝ってきている場合は、分解しても止まらないので業者に相談してください。

難易度 ふつう費用 約300円時間 40分向く原因 給水接続部や止水栓のパッキン劣化・ナットのゆるみ
症状
洗面台下の収納が濡れている・湿っている。物の底にシミができる。
原因
給水接続部や止水栓のパッキン劣化・ナットのゆるみ。排水側や本体内部のこともあります。
対処
漏れ場所を特定してから、接続ナットの増し締め→パッキンや止水栓の交換。本体内部からの漏れは専門対応。
洗面台の下の配管。床から給水と給湯の管が2本立ち上がり、それぞれに止水栓が付く。止水栓から蛇腹のフレキ管が蛇口へつながり、右に樹脂の排水管(Sトラップ)が通る
洗面台下の配管(止水栓・フレキ管・排水管)
図に写っている部品
給水の止水栓
水(冷水)側を止めるバルブ。ハンドルの根元からのにじみは三角パッキン
給湯の止水栓
お湯側を止めるバルブ。役目は給水側と同じ
フレキ管(給水ホース)
蛇腹の金属ホース。上下2か所のナットで留まる。蛇腹が裂けていたら管ごと交換
接続ナット
管どうしのつなぎ目。ゆるみとパッキンの劣化で漏れる
排水管(Sトラップ)
樹脂の管。水を流したときだけ濡れるならこちら
床の座金
管の根元を隠す部品
PREPARE — 用意する物
  • モンキーレンチ800〜2,000円
  • マイナスドライバー(止水栓用)200〜800円
  • 新聞紙・ぞうきん・懐中電灯500〜2,000円
  • 止水栓用の三角パッキン・パッキン類(外したものと同じもの)100〜200円
  • ※フレキ管が傷んでいる場合はフレキ管ごと交換
HOW TO — 手順

収納を空にして拭き、新聞紙を敷く

中の物を全部出し、ぞうきんで全体を拭いて乾かします。新聞紙を敷いて数時間おき、どこが濡れるかを見ます。懐中電灯で管の上側も確かめてください。

給水側か排水側かを切り分ける

水を使わない状態で濡れるなら給水側、水を流したときだけ濡れるなら排水側です。ここを間違えると、直しても止まりません。

止水栓を閉める

給水側だった場合は、洗面台下の止水栓をマイナスドライバーで時計回りに止まるまで回します。何回転で閉まったかを覚えておくと、開けるときに元へ戻せます。

接続ナットを増し締めする

漏れているナットをモンキーレンチで時計回りに少しだけ締めます。多くはこれで止まります。締めすぎるとパッキンが潰れて逆に漏れます。

止まらなければパッキンを交換する

ナットを緩めて外し、中のパッキンを取り出します。ひび割れ・硬化があれば同じ寸法のものに交換します。止水栓のハンドル根元からの漏れは、止水栓の三角パッキンを替えます。

止水栓を開けて確かめる

閉めたときと同じ回数だけ反時計回りに開けます。水を出し、10分ほど置いてから、新聞紙が濡れていないかをもう一度見てください。

✓ やってはいけないこと
  • 漏れ場所を特定せずに手を付ける。給水と排水では直す場所が違います。
  • ナットを力任せに締める。パッキンが潰れて逆に漏れます。
  • 止水栓を何回転で閉めたか覚えずに閉める。元の水量に戻せなくなります。
  • 水栓本体の内部から伝う漏れを分解で直そうとする。止まりません。業者に相談してください。
部品を買うときは漏れ場所の見分け方=収納内を空にして全体を拭き、新聞紙を敷いて数時間おきます。水を使わなくても濡れるなら給水側(常に圧がかかっている)、水を流したときだけ濡れるなら排水側です。止水栓のハンドルの根元からにじむ場合は、止水栓の三角パッキンの劣化です。フレキ管(蛇腹の金属ホース)は上下2か所のナットで留まっていて、そのパッキンが傷むと接続部からにじみます。蛇腹そのものが裂けている・錆が浮いている場合は、パッキンではなくフレキ管ごと交換します。なお、洗面台下は結露で濡れることもあります。冬場に管の表面だけがうっすら濡れているなら漏水ではありません。
STEP 3 — HOW TO

自分で直す基本手順

止水栓を閉める

該当箇所の止水栓(無ければ家の元栓)を時計回りに閉め、給水を止めます。

残った水を抜く

蛇口を開いて残水を出し切り、バケツや雑巾で受けます。

症状から原因を特定する

「蛇口」「接続部」「排水」など、どこから漏れているかを切り分けます。

品番を確認して部品を用意する

メーカー名・型番を確認し、適合するパッキンや部品をホームセンター等で入手します。

部品を交換する

まずナットの増し締めで改善するか確認し、直らなければ劣化部品を新品に交換します。

止水栓を開けて通水確認

止水栓を開け、通水して漏れが止まったか確認します。

✓ うまくいくコツ・失敗しないために
  • 作業前に必ず止水栓(無理なら元栓)を閉め、被害箇所を写真に残しておく。
  • 外した古い部品は新品購入時の見本になるので、捨てずに持参する。
  • ナットは「増し締め1/4回転ずつ」。締めすぎはネジ山・パッキンの破損のもと。
  • 直らない・水が噴き出す・不安なときは、止水したまま無理せずプロに相談する。
TOOLS

用意しておく工具・材料

  • モンキーレンチ
  • ウォーターポンププライヤー
  • プラス/マイナスドライバー
  • 各種パッキン(三角・コマ・Oリング)
  • バルブカートリッジ
  • バケツ・雑巾
  • シールテープ
  • ピンセット
DIY OR PRO

自分で直せる?プロに頼む目安

自分で対処しやすい

  • 蛇口のパッキン・カートリッジ交換
  • 接続ナットの増し締め
  • 排水トラップの締め直し・パッキン交換
  • 止水栓まわりのパッキン交換

専門業者に頼むのが安心

  • 壁・床下・天井裏など見えない配管の漏れ
  • 本体・シンク・浴槽のひび割れや破損
  • 原因が特定できない・漏れが止まらない
  • 賃貸・マンションで階下に影響しそう
  • 作業に不安がある・時間がない
PRICE

修理費用の目安

軽作業(増し締め・調整など)3,000円〜
つまり除去8,000円〜
水漏れ修理(部品交換)8,000円〜
蛇口交換9,000円〜

※上記は目安料金です。出張費・見積りは0円。現地調査後に正確なお見積りをご提示し、ご承認後に作業します。

FAQ

よくあるご質問

洗面所の水漏れは自分で直せますか?
パッキンやナットの増し締め・部品交換など軽度なものは自分で直せます。ただし本体の脱着や壁裏・床下の配管、階下への漏水は無理せずプロにご依頼ください。
まず最初に何をすればいいですか?
止水栓(無理なら家全体の元栓)を閉めて給水を止めます。次に漏れた水を拭き取り、被害箇所を写真に撮っておくと修理や保険申請に役立ちます。
止水栓が固くて回りません。
長年動かしていない止水栓は固着します。無理に回すと破損するので、動かないときは家全体の元栓を閉めてから作業してください。
どんな道具を用意すればいいですか?
モンキーレンチ、ドライバー、交換用パッキンやカートリッジ、シールテープ、バケツ、雑巾、ゴム手袋があれば多くの水漏れに対応できます。
パッキンや部品はどこで買えますか?
ホームセンターやネット通販で入手できます。外した古い部品を持参し、メーカー名・品番を確認して同じものを選ぶと失敗しません。
部品の品番はどう調べますか?
本体やタンク、水栓に刻印された型番を確認します。メーカーの公式サイトや取扱説明書でも適合部品を調べられます。写真に撮っておくと購入時に便利です。
ナットを締め直しても直りません。
内部のパッキンやカートリッジが劣化している可能性が高いです。該当部品を新品に交換してください。それでも直らない場合は本体の寿命が考えられます。
締めすぎに注意と聞きました。
はい。ナットの締めすぎはネジ山やパッキンを傷めて逆に漏れの原因になります。特に樹脂ナットは手締め程度に。増し締めは1/4回転ずつ様子を見ます。
作業中に水が噴き出したらどうすれば?
慌てず家全体の元栓を閉めて給水を完全に止めてください。止水を確実にしてから作業を再開します。不安なときは無理せずご連絡ください。
直った後の確認方法は?
止水栓を開けて通水し、接続部を乾いた紙で拭いて漏れが再発しないか確認します。しばらく使って問題がなければ完了です。
賃貸住宅でも自分で直していいですか?
まず管理会社・大家へ連絡してください。経年劣化は貸主負担のことが多く、自己判断の修理はトラブルのもとです。指定業者がある場合もあります。
自分で直すといくらかかりますか?
パッキンや部品代の数百〜数千円で済むことが多いです。プロに依頼した場合は軽度で5,000円〜が目安。費用は業者や作業内容によって異なります。
どこまで自分で、どこからプロに頼むべき?
増し締め・パッキンやカートリッジ交換までが自分で直す目安です。本体の脱着、壁裏・床下の配管、階下への漏水は被害が大きくなるためプロにお任せください。
洗面所の水漏れを予防するには?
パッキンなどのゴム部品は約10年で寿命です。10年を目安に点検・交換し、止水栓も年に一度軽く開閉して固着を防ぐと突然の水漏れを予防できます。
自分で直せなかった場合も来てもらえますか?
もちろんです。年中無休 8:00〜20:00で受付。まず止水栓を閉めた状態で専門業者に相談しましょう。

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