DIY · LAUNDRY LEAK
洗濯機まわりの水漏れを
自分で直す
洗濯蛇口・給水ホースの接続…症状別の原因と直し方
洗濯機まわりの水漏れは、洗濯用の蛇口(カラン)と給水ホースの接続部が主な原因です。本ページでは症状から原因を切り分け、必要な工具やパッキン交換の手順、緊急止水弁付き蛇口の活用、プロに頼む目安と費用までを、東京・千葉・埼玉の水まわり修理専門「水まわり修理ガイド」が解説します。

作業の前に必ず「止水栓」を閉めてください
修理を始める前に、該当箇所の止水栓(無ければ家全体の元栓)を閉めて給水を止めます。締めすぎや無理な分解は破損の原因になります。少しでも不安があれば作業を止めて専門業者にご相談ください。
症状別の原因と直し方
1ハンドルの下から漏れる(三角パッキン)
洗濯機の蛇口を開けたときにハンドルの真下から水がにじむのは、三角パッキンの劣化です。洗面や台所の蛇口と同じ部品で、呼び13用が外径19×内径13×厚さ2.5mm。部品代は100〜200円、作業は20分ほどです。★洗濯機の蛇口は洗濯するときだけ開けるのが本来の使い方ですが、開けっぱなしにしている家が多く、その分パッキンが早く傷みます。直したあとは、使わないときは閉める習慣にすると長持ちします。
- 症状
- 蛇口を開くとハンドルの下から水が漏れる。閉めると止まる。
- 原因
- ハンドルの下に入っている三角パッキンの劣化。
- 対処
- ハンドルを外して三角パッキンを交換します。

- インデックス
- 赤(湯)・青(水)の印が付いた樹脂のキャップ。マイナスドライバーの先で起こして外す
- ハンドルビス
- インデックスの下にあるネジ。緩めるとハンドルが抜ける
- 蛇口ハンドル・蛇口レバー
- 手で回す部分。ビスを緩めて上へ引き抜く
- キャップナット
- ハンドルの下の六角ナット。水栓スパナで反時計回りに緩めて中を開ける
- 三角パッキン
- 断面が三角のゴム。ハンドルの根元からのにじみはここ。呼び13で外径19×内径13×厚さ2.5mm
- 座金(ワッシャー)
- 三角パッキンを押さえる金属の輪。外したときの並び順を覚えておく
- スピンドル
- ねじ山のある真鍮の軸。回すとコマパッキンを押し付けて水を止める
- コマパッキン
- 独楽のような形の弁。吐水口からのポタポタはここ。呼び13で外径14×内径11×厚さ4mm
- Uパッキン
- 断面がU字のゴム。蛇口スパウトの付け根からの漏れはここ。溝のある面を本体側に向ける
- パイプリング
- スパウトを支える輪。Uパッキンと組で入る
- 袋ナット
- スパウトを本体に留めるナット
- 蛇口スパウト
- お湯・水が出る管(吐水パイプ)。左右に振れる
- Oリング
- 断面が丸いゴムの輪。混合栓の可動部の水密に使う
- 蛇口キャップ
- スパウトの先に付く部品
- 本体
- 壁や台に固定されている土台。ここに各部品が組み付く
- 水栓スパナ(またはモンキーレンチ)1,000〜2,500円
- マイナスドライバー200〜800円
- ピンセット200〜800円
- バケツ・ぞうきん300〜1,000円
- 三角パッキン 呼び13用(外径19×内径13×厚さ2.5mm)100〜200円
元栓を閉めて電源を抜く
家全体の元栓(水道メーターの横)を時計回りに閉めます。洗濯機の電源プラグも抜きます。蛇口を開いて水が出ないことを確かめてください。
ハンドルを外す
ハンドル中央のネジ(または樹脂キャップの中のネジ)をマイナスドライバーで緩め、ハンドルを上へ引き抜きます。
カバーナットを緩める
現れた六角のナットを水栓スパナで反時計回りに緩めて外します。
三角パッキンを取り出す
中に入っている断面が三角のゴムをピンセットで取り出します。★どちら向きに入っていたかを覚えておいてください。
新しいパッキンを同じ向きで入れる
新品を、外したものと同じ向きで入れます。座面にゴミがあれば拭き取ってから入れてください。
組み戻して確かめる
カバーナット→ハンドルの順に戻します。ナットは締めすぎるとハンドルが固くなります。元栓を開け、蛇口を開いてハンドルの下から漏れないか確かめます。
- 元栓を閉めずに分解する。水が噴き出します。
- パッキンの向きを確かめずに入れる。逆だと止まりません。
- ナットを力任せに締める。ハンドルが回らなくなります。
- 洗濯機の電源を入れたまま作業する。感電の恐れがあります。
2閉めても吐水口から落ちる(コマパッキン・スピンドル)
蛇口を閉めているのに吐水口からポタポタ落ちる場合は、水を止めているコマパッキン(ケレップ)の劣化です。呼び13用で外径14×内径11×厚さ4mm、黄銅とEPDMゴムでできています。部品代は100〜300円。コマパッキンを替えても止まらないときは、コマを押し付ける軸(スピンドル)か、コマが当たる本体側の面が傷んでいます。スピンドルは単体で買えますが、本体側の傷は直せないので、その場合は蛇口ごとの交換(5,000〜15,000円ほど)になります。
- 症状
- 蛇口を閉めても吐水口から水が落ち続ける。
- 原因
- コマパッキン(ケレップ)の劣化。それでも止まらなければスピンドルか本体側の傷み。
- 対処
- コマパッキンを交換→改善しなければスピンドルを交換→それでも駄目なら蛇口ごと交換。

- インデックス
- 赤(湯)・青(水)の印が付いた樹脂のキャップ。マイナスドライバーの先で起こして外す
- ハンドルビス
- インデックスの下にあるネジ。緩めるとハンドルが抜ける
- 蛇口ハンドル・蛇口レバー
- 手で回す部分。ビスを緩めて上へ引き抜く
- キャップナット
- ハンドルの下の六角ナット。水栓スパナで反時計回りに緩めて中を開ける
- 三角パッキン
- 断面が三角のゴム。ハンドルの根元からのにじみはここ。呼び13で外径19×内径13×厚さ2.5mm
- 座金(ワッシャー)
- 三角パッキンを押さえる金属の輪。外したときの並び順を覚えておく
- スピンドル
- ねじ山のある真鍮の軸。回すとコマパッキンを押し付けて水を止める
- コマパッキン
- 独楽のような形の弁。吐水口からのポタポタはここ。呼び13で外径14×内径11×厚さ4mm
- Uパッキン
- 断面がU字のゴム。蛇口スパウトの付け根からの漏れはここ。溝のある面を本体側に向ける
- パイプリング
- スパウトを支える輪。Uパッキンと組で入る
- 袋ナット
- スパウトを本体に留めるナット
- 蛇口スパウト
- お湯・水が出る管(吐水パイプ)。左右に振れる
- Oリング
- 断面が丸いゴムの輪。混合栓の可動部の水密に使う
- 蛇口キャップ
- スパウトの先に付く部品
- 本体
- 壁や台に固定されている土台。ここに各部品が組み付く
- 水栓スパナ(またはモンキーレンチ)1,000〜2,500円
- マイナスドライバー200〜800円
- ピンセット200〜800円
- バケツ・ぞうきん300〜1,000円
- コマパッキン(水栓コマ/ケレップ)呼び13用100〜300円
- ※改善しない場合はスピンドル
元栓を閉めて電源を抜く
家全体の元栓を時計回りに閉め、洗濯機の電源プラグを抜きます。蛇口を開いて水が出ないことを確かめます。
ハンドルとカバーナットを外す
ハンドル中央のネジを緩めてハンドルを抜き、六角のカバーナットを水栓スパナで反時計回りに緩めて外します。
スピンドルを抜く
ねじ山のある軸(スピンドル)を反時計回りに回して抜き取ります。
コマパッキンを交換する
本体の奥に残っている独楽のような部品をピンセットで取り出し、新品に替えます。
弁座(コマが当たる面)を拭く
★奥をのぞいて、コマが当たる面に水垢が付いていたら布で拭き取ります。ここが汚れていると、新品のコマでも止まりません。
組み戻して確かめる
スピンドル→カバーナット→ハンドルの順に戻し、元栓を開けます。10分ほど置いて、吐水口から落ちないか確かめます。止まらなければスピンドルの交換か、蛇口ごとの交換を検討してください。
- 元栓を閉めずに分解する。水が噴き出します。
- 弁座を確かめずにコマだけ替える。汚れていると止まりません。
- 弁座の傷を工具で削る。悪化して蛇口交換になります。
- ナットを力任せに締める。ハンドルが固くなります。
3蛇口とホースのつなぎ目から漏れる(ニップル)
蛇口と給水ホースをつないでいる金具をニップル(給水栓ジョイント)といいます。ここからの漏れは、4本のネジの締まり具合か、中のパッキンのどちらかです。★ここは最も危険な場所です。使用中にホースが外れると、蛇口から水が出っぱなしになり、家中が水浸しになります。不安があるなら、緊急止水弁付きの蛇口への交換をおすすめします。これはホースが外れると自動で水を止める仕組みで、5,000〜10,000円ほど。留守中の事故を防げるので、費用対効果は高いです。
- 症状
- 蛇口とホースのつなぎ目からにじむ。使用中にホースが外れる。
- 原因
- ニップルの4本のネジのゆるみ、中のパッキン(Uパッキン)の劣化、取付不良。
- 対処
- 4本のネジを均等に締め直す→パッキン交換→不安なら緊急止水弁付き蛇口へ交換。

- ニップル本体
- 蛇口の先に付けて、洗濯機のホースをワンタッチでつなぐ金具
- W26山20のネジ
- 一般家庭の水栓のネジの規格。まずここが合うか確かめる
- パッキン
- 蛇口とニップルのあいだのゴム。つなぎ目からのポタポタはここ
- ホースが外れたら止まる仕組み
- この形のものは、ホースが抜けると自動で水が止まる
- プラスドライバー200〜800円
- マイナスドライバー(残ったパッキンを取る用)200〜800円
- モンキーレンチ800〜2,000円
- バケツ・ぞうきん300〜1,000円
- ニップル用のパッキン100〜500円
- ※ニップルごと交換する場合は給水栓ジョイント
- ※おすすめ=緊急止水弁付きの洗濯機用蛇口
元栓を閉めて電源を抜く
家全体の元栓を閉め、洗濯機の電源プラグを抜きます。蛇口を開いて水が出ないことを確かめます。
給水ホースを外す
ホースのつまみを下げてニップルから外します。中に水が残っているのでバケツで受けます。
4本のネジを確かめる
ニップルの4本のネジを見ます。ゆるんでいたら、★対角線の順に少しずつ締めます。1本だけ強く締めると傾いて漏れます。
それでも漏れるならニップルを外す
4本のネジを全部緩め、ニップルを蛇口から抜きます。ナットで留まっているタイプは、モンキーレンチで緩めます。
残ったパッキンを取り出す
★蛇口の内側にUパッキンが残っていないか見ます。残っていたら、マイナスドライバーの先で引っかけて取り出します。ここを忘れると必ず漏れます。
新しいパッキンを入れて組み戻す
新しいパッキンを入れ、ニップルを差し込み、4本のネジを対角線の順に均等に締めます。ホースを差してカチッと音がするまで押し込み、元栓を開けて漏れを確かめます。
- ネジを1本ずつ強く締める。傾いてかえって漏れます。対角線の順に均等に。
- 古いパッキンが残ったまま新しいものを入れる。必ず漏れます。
- ホースを差し込んだ音を確かめずに使う。使用中に外れて水浸しになります。
- 漏れたまま使い続ける。留守中に外れると被害が大きくなります。
自分で直す基本手順
止水栓を閉める
該当箇所の止水栓(無ければ家の元栓)を時計回りに閉め、給水を止めます。
残った水を抜く
蛇口を開いて残水を出し切り、バケツや雑巾で受けます。
症状から原因を特定する
「蛇口」「接続部」「排水」など、どこから漏れているかを切り分けます。
品番を確認して部品を用意する
メーカー名・型番を確認し、適合するパッキンや部品をホームセンター等で入手します。
部品を交換する
まずナットの増し締めで改善するか確認し、直らなければ劣化部品を新品に交換します。
止水栓を開けて通水確認
止水栓を開け、通水して漏れが止まったか確認します。
- 作業前に必ず止水栓(無理なら元栓)を閉め、被害箇所を写真に残しておく。
- 外した古い部品は新品購入時の見本になるので、捨てずに持参する。
- ナットは「増し締め1/4回転ずつ」。締めすぎはネジ山・パッキンの破損のもと。
- 直らない・水が噴き出す・不安なときは、止水したまま無理せずプロに相談する。
用意しておく工具・材料
- モンキーレンチ
- ウォーターポンププライヤー
- プラス/マイナスドライバー
- 各種パッキン(三角・コマ・Oリング)
- バルブカートリッジ
- バケツ・雑巾
- シールテープ
- ピンセット
自分で直せる?プロに頼む目安
自分で対処しやすい
- 蛇口のパッキン・カートリッジ交換
- 接続ナットの増し締め
- 排水トラップの締め直し・パッキン交換
- 止水栓まわりのパッキン交換
専門業者に頼むのが安心
- 壁・床下・天井裏など見えない配管の漏れ
- 本体・シンク・浴槽のひび割れや破損
- 原因が特定できない・漏れが止まらない
- 賃貸・マンションで階下に影響しそう
- 作業に不安がある・時間がない
修理費用の目安
| 軽作業(増し締め・調整など) | 3,000円〜 |
|---|---|
| 防水パン詰まり | 8,000円〜 |
| 蛇口の水漏れ修理 | 8,000円〜 |
| 蛇口交換 | 9,000円〜 |
※上記は目安料金です。出張費・見積りは0円。現地調査後に正確なお見積りをご提示し、ご承認後に作業します。
よくあるご質問
洗濯機の水漏れは自分で直せますか?
まず最初に何をすればいいですか?
止水栓が固くて回りません。
どんな道具を用意すればいいですか?
パッキンや部品はどこで買えますか?
部品の品番はどう調べますか?
ナットを締め直しても直りません。
締めすぎに注意と聞きました。
作業中に水が噴き出したらどうすれば?
直った後の確認方法は?
賃貸住宅でも自分で直していいですか?
自分で直すといくらかかりますか?
どこまで自分で、どこからプロに頼むべき?
洗濯機の水漏れを予防するには?
自分で直せなかった場合も来てもらえますか?
SELF-HELP