DIY · KITCHEN CLOG
台所のつまりを
自分で直す
排水口・油づまり…原因別の直し方
台所(キッチン)のつまりは、油や食材カスの蓄積が主な原因です。排水口のゴミ受け・ワントラップから排水管まで、本ページでは原因別の掃除・お湯・薬剤での直し方、必要な道具、プロに頼む目安と費用までを、東京・千葉・埼玉の水まわり修理専門「水まわり修理ガイド」が解説します。

油は流さない・熱湯は配管に注意
冷えて固まった油はつまりの大きな原因です。油は拭き取って捨てましょう。塩ビの排水管は50℃を超えると変形することがあるため、お湯は約40℃まで。薬剤は換気し、混ぜないでください。
症状別の原因と直し方
1排水口のゴミ受け・ワントラップの掃除
台所の排水口は、上からゴミ受け(かご)、その下にワントラップという椀を伏せた形の部品が入っています。ワントラップは水をためて下水の臭いを止める部品で、反時計回りに回すと外れます(工具は要りません)。固くて回らないときは、ゴム手袋をして両手でしっかり握って回してください。この2つを外して洗うだけで、流れが戻ることがよくあります。★ワントラップを外したままにしないでください。下水の臭いと虫が上がってきます。
- 原因
- ゴミ受けにたまった食材カス、ワントラップの内側に付いた油とぬめり。
- 対処
- ゴミ受けとワントラップを外して洗います。工具は要りません。
- 予防
- 三角コーナーやネットで食材カスを流さない。油は拭き取ってから洗う。

- ゴミ受け(アミカゴ)が入る筒
- 上からゴミ受けを落とし込む。ここに残菜がたまる
- わん(椀)
- ゴミ受けの下にかぶさっている椀。回して外すと下に水がたまっている
- たまっている水(封水)
- 下水の臭いのふた。掃除のあとは水を流して戻す
- 横の接続口
- 二層シンクや排水ホースをつなぐ口
- ゴム手袋100〜500円
- 古い歯ブラシ・スポンジ0〜300円
- バケツ300〜1,000円
- 台所用の中性洗剤200〜800円
- ※ぬめりが強いときは塩素系のぬめり取り
ゴミ受けを取り出す
ゴミ受け(かご)を持ち上げて外し、中の食材カスを捨てます。ネットを使っている場合は交換します。
ワントラップを反時計回りに外す
ゴミ受けの下にある椀型の部品を、反時計回りに回して外します。固いときはゴム手袋をして両手で握ります。工具は使いません(割れます)。
穴をふさぐ
★外した穴は下水管に直結しています。物を落とさないよう、作業中はふきんなどでふさいでおきます。
2つを洗う
ゴミ受けとワントラップを、中性洗剤と古い歯ブラシで洗います。ワントラップの内側に油とぬめりが厚く付いているので、そこを重点的に落とします。
受け皿の中も洗う
排水口の受け皿(お椀を受ける側)にも汚れがたまります。スポンジで拭き取り、約40℃のお湯で流します。50℃以上のお湯は使わないでください。
元に戻して水を流す
ワントラップを時計回りに戻し、ゴミ受けを載せます。水を流して、流れが戻ったかを確かめます。★ワントラップを付け忘れると臭いが上がってきます。
- ワントラップを工具で回す。樹脂なので割れます。手で回してください。
- ワントラップを外したまま使う。下水の臭いと虫が上がってきます。
- 50℃以上のお湯を流す。排水管を傷めます。約40℃までです。
- 外した穴に物を落とす。下水管に直結していて回収できません。
2排水管の油づまり(掃除しても戻らないとき)
排水口を洗っても流れが戻らないなら、排水管の内側に油が層になって固まっています。台所のつまりの原因は、その大半が油です。★お湯は約40℃にしてください。50℃以上は排水管(塩ビ)を傷めて変形させます。熱ければ効くというものではありません。40℃前後のお湯を量を多く、続けて流すのが効きます。それで戻らなければ、油用のパイプクリーナーを表示どおりの時間で使います。広い範囲に固着している場合は、業者の高圧洗浄でないと戻りません。
- 症状
- 排水口を掃除しても流れが戻らない、すぐ繰り返す、シンクに水が逆流する。
- 原因
- 排水管の内側に油が層になって固着し、通り道が狭くなっている。
- 対処
- 約40℃のお湯を大量に流す→油用のパイプクリーナー→それでも戻らなければ高圧洗浄。
- ゴム手袋100〜500円
- バケツ300〜1,000円
- 温度計(あれば)500〜1,500円
- ワイヤー式のパイプクリーナー800〜2,500円
- 油づまり用の液体パイプクリーナー(塩素系)300〜800円
- ※重曹とクエン酸を使う場合はその2つ
シンクの水を抜く
シンクに水がたまっている場合は、バケツで汲み出します。薬剤が薄まると効きません。
約40℃のお湯を大量に流す
給湯器を40℃に設定し、お湯を出しっぱなしにして5分ほど流します。50℃以上にしないでください。これだけで戻ることがよくあります。
戻らなければパイプクリーナーを使う
★先に、他の薬剤が残っていないか確かめ、水でよく流します。その上で油づまり用の液体パイプクリーナーを、容器に書かれた量だけ排水口に注ぎます。
表示された時間だけ置く
容器に書かれた時間(多くは15〜30分)置きます。それ以上は置かないでください。固まって逆効果になります。
大量の水で流す
時間が来たら、大量の水を勢いよく流して薬剤ごと押し流します。少量では薬剤が残ってしまいます。
戻らなければワイヤーか業者へ
ここまでで戻らない場合、ワイヤー式のパイプクリーナーで届く範囲を削るか、業者の高圧洗浄を検討してください。無理に薬剤を繰り返すより確実です。
- 50℃以上のお湯を流す。排水管が変形・破損します。約40℃までです。
- 薬剤を混ぜる。塩素系と酸性が混ざると有毒ガスが出ます。
- パイプクリーナーを表示より長く置く。固まって逆に詰まります。
- 油を流しに捨てる。これが原因そのものです。拭き取ってから洗ってください。
つまりを自分で直す基本手順
周囲を養生して準備する
床に新聞紙やビニールを敷き、ゴム手袋を着用します。あふれそうなときは止水栓で給水を止め、水位を下げておきます。
目に見えるゴミ・髪を取り除く
排水口のヘアキャッチャーやゴミ受けを外し、髪の毛・ぬめり・固形物を取り除きます。
ラバーカップで吸引する
排水口にラバーカップ(すっぽん)を密着させ、押し込んでから勢いよく引きます。これを数回繰り返します。
お湯や薬剤でつまりを緩める
約40℃のお湯や、重曹+クエン酸、市販のパイプクリーナーで、つまりの原因を溶かします。
ワイヤーで奥を除去する
手前で直らない奥のつまりは、ワイヤーブラシ(パイプクリーナー)で削り取ります。
水を流して確認する
少しずつ水を流し、スムーズに流れるか確認します。直らなければ無理をせず専門業者へ。
- お湯は必ず約40℃。50℃を超えるお湯は配管を変形させるので使わない。
- 薬剤は「他の洗剤と混ぜない・換気・ゴム手袋」を必ず守る。
- 固形物を落としたら流さず取り出す。押し込むと詰まりが悪化する。
- 逆流・悪臭・水が引かないときは排水管の奥が原因。無理せずプロへ。
用意しておく道具
- ラバーカップ
- 真空式パイプクリーナー
- ワイヤーブラシ
- 油用パイプクリーナー
- 重曹・クエン酸
- ゴム手袋
- バケツ
自分で直せる?プロに頼む目安
自分で直しやすい
- 排水口・トラップの掃除、髪・ゴミの除去
- ラバーカップ・真空式での解消
- お湯・薬剤でのつまり溶解
- 排水ホースの折れ・たるみ直し
専門業者に頼むのが安心
- 何度やっても直らない・繰り返す
- 排水管(床下・縦管)自体のつまり
- 異物・固形物が奥に入り込んだ
- 逆流が複数箇所・階下に影響しそう
- 原因が特定できない
修理費用の目安
| 軽作業(掃除・調整など) | 3,000円〜 |
|---|---|
| つまり除去 | 8,000円〜 |
| 水漏れ修理 | 8,000円〜 |
| 蛇口交換 | 9,000円〜 |
※上記は目安料金です。出張費・見積りは0円。現地調査後に正確なお見積りをご提示し、ご承認後に作業します。
よくあるご質問
台所のつまりは自分で直せますか?
まず何を試せばいいですか?
お湯の温度は?熱湯を使ってもいい?
重曹とクエン酸の分量・順番は?
ラバーカップを使うコツは?
どんな道具を用意すればいいですか?
液体パイプクリーナーの使い方と注意点は?
ワイヤークリーナーの使い方は?
固形物を落として詰まらせた場合は?
薬剤や道具を使っても直りません。
賃貸住宅でも自分で直していいですか?
自分で直すといくらかかりますか?
どこまで自分で、どこからプロに頼むべき?
台所のつまりを予防するには?
自分で直せなかった場合も来てもらえますか?
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