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DIY · KITCHEN CLOG

台所のつまりを
自分で直す

排水口・油づまり…原因別の直し方

台所(キッチン)のつまりは、油や食材カスの蓄積が主な原因です。排水口のゴミ受け・ワントラップから排水管まで、本ページでは原因別の掃除・お湯・薬剤での直し方、必要な道具、プロに頼む目安と費用までを、東京・千葉・埼玉の水まわり修理専門「水まわり修理ガイド」が解説します。

台所のつまりをDIYで直す
⚠️

油は流さない・熱湯は配管に注意

冷えて固まった油はつまりの大きな原因です。油は拭き取って捨てましょう。塩ビの排水管は50℃を超えると変形することがあるため、お湯は約40℃まで。薬剤は換気し、混ぜないでください。

STEP 2 — CAUSES & FIX

症状別の原因と直し方

① 排水口・ワントラップ

1排水口のゴミ受け・ワントラップの掃除

台所の排水口は、上からゴミ受け(かご)、その下にワントラップという椀を伏せた形の部品が入っています。ワントラップは水をためて下水の臭いを止める部品で、反時計回りに回すと外れます(工具は要りません)。固くて回らないときは、ゴム手袋をして両手でしっかり握って回してください。この2つを外して洗うだけで、流れが戻ることがよくあります。★ワントラップを外したままにしないでください。下水の臭いと虫が上がってきます。

難易度 ふつう費用 約0円時間 30分向く原因 ゴミ受けにたまった食材カス…
原因
ゴミ受けにたまった食材カス、ワントラップの内側に付いた油とぬめり。
対処
ゴミ受けとワントラップを外して洗います。工具は要りません。
予防
三角コーナーやネットで食材カスを流さない。油は拭き取ってから洗う。
流し排水栓の寸法図。上の口にゴミ受けが入り、その下に椀(わん)と水がたまる部分、横に接続口がある
台所の排水口(ゴミ受け・わん)の形の例(H6511) 出典:SANEI株式会社形をくらべるための例です。品番はご自宅の設備に合うものをお選びください。
図に写っている部品
ゴミ受け(アミカゴ)が入る筒
上からゴミ受けを落とし込む。ここに残菜がたまる
わん(椀)
ゴミ受けの下にかぶさっている椀。回して外すと下に水がたまっている
たまっている水(封水)
下水の臭いのふた。掃除のあとは水を流して戻す
横の接続口
二層シンクや排水ホースをつなぐ口
PREPARE — 用意する物
  • ゴム手袋100〜500円
  • 古い歯ブラシ・スポンジ0〜300円
  • バケツ300〜1,000円
  • 台所用の中性洗剤200〜800円
  • ※ぬめりが強いときは塩素系のぬめり取り
HOW TO — 手順

ゴミ受けを取り出す

ゴミ受け(かご)を持ち上げて外し、中の食材カスを捨てます。ネットを使っている場合は交換します。

ワントラップを反時計回りに外す

ゴミ受けの下にある椀型の部品を、反時計回りに回して外します。固いときはゴム手袋をして両手で握ります。工具は使いません(割れます)。

穴をふさぐ

★外した穴は下水管に直結しています。物を落とさないよう、作業中はふきんなどでふさいでおきます。

2つを洗う

ゴミ受けとワントラップを、中性洗剤と古い歯ブラシで洗います。ワントラップの内側に油とぬめりが厚く付いているので、そこを重点的に落とします。

受け皿の中も洗う

排水口の受け皿(お椀を受ける側)にも汚れがたまります。スポンジで拭き取り、約40℃のお湯で流します。50℃以上のお湯は使わないでください。

元に戻して水を流す

ワントラップを時計回りに戻し、ゴミ受けを載せます。水を流して、流れが戻ったかを確かめます。★ワントラップを付け忘れると臭いが上がってきます。

✓ やってはいけないこと
  • ワントラップを工具で回す。樹脂なので割れます。手で回してください。
  • ワントラップを外したまま使う。下水の臭いと虫が上がってきます。
  • 50℃以上のお湯を流す。排水管を傷めます。約40℃までです。
  • 外した穴に物を落とす。下水管に直結していて回収できません。
部品を買うときはワントラップの外し方=ゴミ受けを取り出すと、下に椀を伏せたような部品が見えます。これを反時計回りに回すと外れます。固いときはゴム手袋で両手で握ります。★外したあとの穴には絶対に物を落とさないでください。直接下水管につながっています。洗っている間は、ふきんなどで穴をふさいでおくと安心です。なお油汚れを溶かすお湯は約40℃にしてください。50℃以上は排水管(塩ビ)を傷めます。
② 排水管の油づまり

2排水管の油づまり(掃除しても戻らないとき)

排水口を洗っても流れが戻らないなら、排水管の内側に油が層になって固まっています。台所のつまりの原因は、その大半が油です。★お湯は約40℃にしてください。50℃以上は排水管(塩ビ)を傷めて変形させます。熱ければ効くというものではありません。40℃前後のお湯を量を多く、続けて流すのが効きます。それで戻らなければ、油用のパイプクリーナーを表示どおりの時間で使います。広い範囲に固着している場合は、業者の高圧洗浄でないと戻りません。

難易度 ふつう費用 約500円時間 60分向く原因 排水管の内側に油が層になって固着し…
症状
排水口を掃除しても流れが戻らない、すぐ繰り返す、シンクに水が逆流する。
原因
排水管の内側に油が層になって固着し、通り道が狭くなっている。
対処
約40℃のお湯を大量に流す→油用のパイプクリーナー→それでも戻らなければ高圧洗浄。
PREPARE — 用意する物
  • ゴム手袋100〜500円
  • バケツ300〜1,000円
  • 温度計(あれば)500〜1,500円
  • ワイヤー式のパイプクリーナー800〜2,500円
  • 油づまり用の液体パイプクリーナー(塩素系)300〜800円
  • ※重曹とクエン酸を使う場合はその2つ
HOW TO — 手順

シンクの水を抜く

シンクに水がたまっている場合は、バケツで汲み出します。薬剤が薄まると効きません。

約40℃のお湯を大量に流す

給湯器を40℃に設定し、お湯を出しっぱなしにして5分ほど流します。50℃以上にしないでください。これだけで戻ることがよくあります。

戻らなければパイプクリーナーを使う

★先に、他の薬剤が残っていないか確かめ、水でよく流します。その上で油づまり用の液体パイプクリーナーを、容器に書かれた量だけ排水口に注ぎます。

表示された時間だけ置く

容器に書かれた時間(多くは15〜30分)置きます。それ以上は置かないでください。固まって逆効果になります。

大量の水で流す

時間が来たら、大量の水を勢いよく流して薬剤ごと押し流します。少量では薬剤が残ってしまいます。

戻らなければワイヤーか業者へ

ここまでで戻らない場合、ワイヤー式のパイプクリーナーで届く範囲を削るか、業者の高圧洗浄を検討してください。無理に薬剤を繰り返すより確実です。

✓ やってはいけないこと
  • 50℃以上のお湯を流す。排水管が変形・破損します。約40℃までです。
  • 薬剤を混ぜる。塩素系と酸性が混ざると有毒ガスが出ます。
  • パイプクリーナーを表示より長く置く。固まって逆に詰まります。
  • 油を流しに捨てる。これが原因そのものです。拭き取ってから洗ってください。
部品を買うときは:★塩素系(パイプクリーナーなど)と酸性(サンポールなど)を混ぜると有毒な塩素ガスが出ます。「混ぜるな危険」の表示があるものは、同時に使わないでください。前に使った薬剤が残っている状態で別の薬剤を入れるのも同じです。必ず水でよく流してから、片方だけを使ってください。使うときは窓を開け、換気扇を回します。 お湯の温度=約40℃。給湯器の設定を40℃にして出すのが確実です。50℃以上は塩ビの排水管を傷め、変形や割れの原因になります。パイプクリーナーは表示された時間で流します。長く置くほど効くわけではなく、固まってかえって詰まることがあります。
STEP 3 — HOW TO

つまりを自分で直す基本手順

周囲を養生して準備する

床に新聞紙やビニールを敷き、ゴム手袋を着用します。あふれそうなときは止水栓で給水を止め、水位を下げておきます。

目に見えるゴミ・髪を取り除く

排水口のヘアキャッチャーやゴミ受けを外し、髪の毛・ぬめり・固形物を取り除きます。

ラバーカップで吸引する

排水口にラバーカップ(すっぽん)を密着させ、押し込んでから勢いよく引きます。これを数回繰り返します。

お湯や薬剤でつまりを緩める

約40℃のお湯や、重曹+クエン酸、市販のパイプクリーナーで、つまりの原因を溶かします。

ワイヤーで奥を除去する

手前で直らない奥のつまりは、ワイヤーブラシ(パイプクリーナー)で削り取ります。

水を流して確認する

少しずつ水を流し、スムーズに流れるか確認します。直らなければ無理をせず専門業者へ。

✓ うまくいくコツ・失敗しないために
  • お湯は必ず約40℃。50℃を超えるお湯は配管を変形させるので使わない。
  • 薬剤は「他の洗剤と混ぜない・換気・ゴム手袋」を必ず守る。
  • 固形物を落としたら流さず取り出す。押し込むと詰まりが悪化する。
  • 逆流・悪臭・水が引かないときは排水管の奥が原因。無理せずプロへ。
TOOLS

用意しておく道具

  • ラバーカップ
  • 真空式パイプクリーナー
  • ワイヤーブラシ
  • 油用パイプクリーナー
  • 重曹・クエン酸
  • ゴム手袋
  • バケツ
DIY OR PRO

自分で直せる?プロに頼む目安

自分で直しやすい

  • 排水口・トラップの掃除、髪・ゴミの除去
  • ラバーカップ・真空式での解消
  • お湯・薬剤でのつまり溶解
  • 排水ホースの折れ・たるみ直し

専門業者に頼むのが安心

  • 何度やっても直らない・繰り返す
  • 排水管(床下・縦管)自体のつまり
  • 異物・固形物が奥に入り込んだ
  • 逆流が複数箇所・階下に影響しそう
  • 原因が特定できない
PRICE

修理費用の目安

軽作業(掃除・調整など)3,000円〜
つまり除去8,000円〜
水漏れ修理8,000円〜
蛇口交換9,000円〜

※上記は目安料金です。出張費・見積りは0円。現地調査後に正確なお見積りをご提示し、ご承認後に作業します。

FAQ

よくあるご質問

台所のつまりは自分で直せますか?
軽い油・ぬめり・髪・糸くずなどの詰まりは、お湯や重曹・ラバーカップで自分で直せることが多いです。固形物や排水管の奥の詰まりはプロにご相談ください。
まず何を試せばいいですか?
まずお湯+中性洗剤や重曹+クエン酸で汚れをゆるめ、次にラバーカップ、それでも直らなければ排水トラップの掃除、という順で試すのがおすすめです。
お湯の温度は?熱湯を使ってもいい?
約40℃のお湯が効果的です。50℃を超えるお湯は塩ビの排水管を変形・破損させる恐れがあるため使わないでください。
重曹とクエン酸の分量・順番は?
重曹1/2カップをふりかけ、その上からクエン酸(またはお酢)1/2カップを溶かしたお湯を注ぎます。必ず重曹→酸の順です。逆だと発泡が弱くなります。
ラバーカップを使うコツは?
カップのゴムが浸る水位で使い、排水口に密着させて「押すより引く」動作で詰まりを動かします。オーバーフロー穴があればふきんで塞ぐと効果的です。
どんな道具を用意すればいいですか?
ラバーカップ、ゴム手袋、バケツ、古歯ブラシがあれば基本的な掃除ができます。頑固な詰まりには液体パイプクリーナーやワイヤークリーナー(トーラー)があると便利です。
液体パイプクリーナーの使い方と注意点は?
規定量を注ぎ、表示時間(15〜30分)置いてからお湯で流します。必ず換気し、ゴム手袋を着用し、他の洗剤(特に塩素系と酸性)と混ぜないでください。
ワイヤークリーナーの使い方は?
排水口から挿入し、ハンドルを回転させながら少しずつ奥へ送ります。無理に押し込まず、詰まりに当てて回転させて崩すのがコツです。
固形物を落として詰まらせた場合は?
無理に流さず、取り出せる位置なら取り出してください。奥に入って取れない場合は、押し込むと悪化するのでプロにご相談ください。
薬剤や道具を使っても直りません。
詰まりが排水管の奥や屋外の排水桝にある可能性があります。家庭用の道具では届かないため、無理をせずプロにご依頼ください。
賃貸住宅でも自分で直していいですか?
軽い掃除は問題ありませんが、強い薬剤の使用や排水管の分解はトラブルのもとです。直らないときや不安なときは、まず管理会社・大家へ連絡してください。
自分で直すといくらかかりますか?
道具・薬剤代の数百〜数千円で済むことが多いです。プロに依頼した場合は軽度で5,000円〜が目安。費用は業者や作業内容によって異なります。
どこまで自分で、どこからプロに頼むべき?
ぬめり・油・髪など軽い詰まりの掃除は自分で。逆流する・悪臭がひどい・何をしても水が引かない場合は排水管の奥が原因なのでプロにお任せください。
台所のつまりを予防するには?
ゴミ受け(ヘアキャッチャー)を使い、週1回のこまめな掃除を習慣にしましょう。油や食べカス、異物を流さないことが最大の予防になります。
自分で直せなかった場合も来てもらえますか?
もちろんです。年中無休 8:00〜20:00で受付。水があふれそうなときは使用を止めて専門業者に相談しましょう。

SELF-HELP

直らない・あふれそうなときの直し方・費用・火災保険を確認しましょう

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